こんにちは。もう2月に入りお正月気分もすっかり抜けていますが、本日の例会も新春リレートークの続きとなっておりますのでよろしくお願いします。
また、本日は2月3日ですが、2月3日といえば節分というイメージでしたが今年は昨日2月2日が節分でした。
節分の日を気にしたことがなかったのですが、1985年から2020年までの36年間「2月3日」が節分で、2021年は「2月2日」に。そして、今年は4年ぶりに「2月2日」となっています。 そしてこの先およそ30年は、4年に一度2月2日が節分となっているそうです。
なぜそうなのか気になる方は各々調べてみてください。
さて、本日の会長の時間は、今月の「平和構築と紛争予防月間」についてです。
なぜ2月が「平和構築と紛争予防月間」とされているかと申しますとロータリーの創始者であるポール・ハリスが、1905年2月23日に友人たちと初めて会合を持ったことに由来しています。
ロータリーの創立記念日2月23日は「世界理解と平和の日」とされており、2月は平和構築と紛争予防の月間として活動しています。
RIは平和の推進として次の様に発信しています。
今日、紛争、暴力、弾劾、人権侵害によって家を追われた人の数は7,000万人。
その半数が子どもです。
このような状況を、私たちは絶対に受け入れません。
ロータリーは、異文化交流を通じて相互理解の心を育て、紛争解決のスキルを備えた人材の育成を通じて平和な世界づくりを促進しています。
そして「平和な環境をつくるロータリー」と題して人道的組織として、平和はロータリーの使命の礎となるものです。
私たちは、地域社会での平和構築のために人びとが協力すれば、その変化が世界的な影響を生むと信じています。
ロータリー会員は、奉仕プロジェクトや平和フェロー・奨学生への支援を通じ、貧困、差別、民族間の衝突、教育機会の欠如、リソースの不平等な配分といった紛争の根底にある問題に取り組むために行動を起こしています。
ロータリーは、新たな課題に応えるために平和構築へのコミットメントを高めています。
ロータリーが未来にインパクトをもたらすには何ができるか、持続可能な変化を目指すロータリーのビジョン声明をどのように実現できるか、といった課題に取り組むべく、ロータリーは「平和構築」の定義をさらに広げ、より多くの人が平和構築に参加できる方法を見つけることで、団結と幅広い参画による平和という概念に基づくアプローチを取っています。
ロータリーは、平和が可能となる環境を築いています。
では平和の推進におけるロータリーの役割とはどういった物なのかと申しますと
ロータリーとロータリー会員が担う役割
実践者として:
疾病との闘い、水と衛生、母子の健康、教育の支援、地域経済の発展といった分野でのロータリーの活動は、平和な社会への最適な条件を作り出します。
教育者として:
ロータリー平和センターは、効果的な平和の推進者となる1,800人の平和フェローを育成してきました。
卒業したフェローは、政府、教育、国際機関などで平和分野のキャリアを築いています。
調停者として:
ロータリー会員は、ポリオの脅威にさらされた地域のすべての子どもにワクチンを投与するため、紛争地域における人道的停戦の交渉を行ってきました。
提唱者として:
ロータリー会員は、平和構築や紛争後の復興プロセスに積極的にかかわり、重要な役割を果たしています。
以上の4つが挙げられています。
世界ではまだまだ戦争や紛争が続いています。
私たちが現地に行って戦争を止めることはできませんが、平和構築や紛争後の復興プロセスには関わることができます。
ロータリーには様々な平和プログラムがありますので何か平和に関する活動に参加したいと思われる会員さんはMyロータリーで調べるとたくさん出てきますので調べてみてください。
以上、会長の時間でした。