今週の例会

第5回 8月4日(月)

会長の時間

 ロータリーの目的は日々の仕事を通して世の中に貢献するために、奉仕の心を育て向上させることです。奉仕とは他人のために何かをすること、他人のニーズを充たすことを自己の責務として行うことです。職業を通して社会のニーズをほぼ完全な形で満たせるよう努力を重ねることは、自己の職業の品位と道徳水準を高め、社会から尊重される存在になる事でしょう。大事なことは、ロータリアンは日々の仕事を通して生きる力の根本である自らの道徳的能力を高め、それを社会に反映させることを責務と考えて努力しているということです。すなわち、ロータリアンは日常の職業活動を通して、自分の職場の従業員、取引先の人達やその関係者、ひいては地域社会の人達の模範となり、生きる力の根源である道徳的能力を向上させることに努めなければなりません。

 本日は職場訪問例会、会員相互の職業奉仕活動を理解するための重要な活動です。
職業とそのスキルの重要性を認識するロータリーには、多様な 職業や経験をもつ会員がおり、地域社会のさまざまな職業、ビジネス、団体とのつながりを生かした活動が実践されています。この度は、麻生栄作県議会議長のご協力を頂き大分県議会の訪問例会となりました。共に知識を深め、アイデアを交換し、自らの職業スキルの向上にもつなげてまいりましょう。

 昨日7月下旬に台風5号の影響で順延となっていました、米山記念奨学会夏季研修会が8月3日に佐賀県鳥栖市で開催され私も米山奨学生のルオンフーロック君と共に参加してきました。ルオンフーロック君とは2018年4月よりお世話クラブ・カウンセラとして約1年半の期間、クラブ会員と共に活動、米山奨学生卓話訪問では各地クラブ例会へ会員との同行や、養護施設児童とのふれあい地引網体験会・クリスマス家族会・延岡へ家族親睦バス旅行など、楽しかった思い出は皆さんのクラブ活動へ多くの気付きを与えてくれたことでしょう。ロック君も9月にはAPUアジア太平洋大学を卒業と共に米山奨学生も終了、その後はシンガポールで家電関連の貿易に携わる日系企業へ就職するとのことです。ロータリー米山記念奨学の目的:将来母国と日本との懸け橋となって国際社会で活躍する留学生を奨学すること、彼は日本ロータリーの願いを受け止め国際社会の海原に漕ぎ出すところです。クラブを挙げて盛大に送り出しましょう。又、例会への出席も本日と8月26日の2日間が最後となります。会員との交流はもとより、ロック君には日本での限られた時間を有意義にすごして頂きたいと思います。

例会の様子

Copyright © 2024 大分臨海ロータリークラブ. All Rights Reserved.