今週の例会

第11回10月5日(月)

会長の時間

 本日は、佐藤樹一郎大分市長より「真の豊かさを実感できる大分市の実現」の卓話をいただきます。公務ご多忙の中、お時間をいただき本当にありがとうございます。よろしくお願いいたします。

 さて、ラグビーワールドカップで日本が世界を驚かすような大活躍を見せています。「ラグビーの歴史で最大の番狂わせ」。英ガーディアン紙が、日本が南アフリカから挙げた勝利をそう報道し、先日のサモアとの試合でも、日本が圧倒的な勝利をしました。大分は2019年のラグビーワールドカップの開催地の一つです。日本のW杯試合のパブリックビューイングが大分駅前で行われ、多くの市民が参加し、大きく盛り上がっています。この日本代表に多くの海外出身の選手が胸に日の丸をつけて戦ってくれています。日本にラグビーを通じて留学したことや、日本のトップリーグに所属することで母国の代表を辞退して日本代表に参加している選手もいます。

 ここに私たち日本のロータリーが、米山記念奨学会への寄付をもとに行っている米山奨学生の姿を見るような思いがしました。野田ガバナーの月信から、引用させていただきます。10月の国際及び日本ロータリーのテーマは「経済と地域社会の発展月間、米山月間」となっています。1952年から始まった米山奨学事業の使命は、将来、日本と世界を結ぶ「架け橋」となって国際社会で活躍し、ロータリー運動の良き理解者となる人材を育成することにあります。 現在、国際的な奨学事業としては民間最大となり、年間の奨学生採用数は約720人(2015年4月採用時)、事業費は約12,4億円(2013年度決算)、これまでに支援した学生数の累計は18,684人 (2015年7月現在 )、その出身国は世界123の国と地域に及んでいます。 この活動は、ロータリーの目指す“平和と国際理解の推進”そのものです。国家間の問題を超えて、日本の理解者、友人を増やすことができれば幸いです。

 今回のラグビー日本代表の活躍は、まさにその精神が具現化されたかのような気がします。過去のそして現在の米山奨学生が、日本代表のように日本において、またそれぞれの出身国において世界がよりよくなっていくために努力していることを信じたいと思います。今一度この精神に立ち返り、米山記念奨学会への寄付をよろしくお願いいたします。

例会の様子

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