今週の例会

第22回1月18日(月)

会長の時間

 改めまして、新年明けましておめでとうございます。

 今年初のクラブ例会なので、まずロータリーの友1月号のラビンドランRI会長メッセージを紹介させていただきます。会長は、ヒンズー教の二人の聖人と一人の飢えた学生の伝説を例に、聖人でさえ飢えた学生に自分たちの食事を邪魔されると普段の信仰心を忘れ、食事を分かち合うことを忘れてしまいそうになることを紹介しています。「世界は風に始まり、風に終わります。そして、その風は宇宙全体に行き渡るもの」であり、そうであれば「宇宙の一部である私にも行き渡るはず」との学生の言葉に食事を分かち合います。聖人らは助けを必要とする人に手を差し伸べることは、その人だけでなく、より壮大な目標に達することであることを悟るのです。つまり、聖人と言われる人でさえ普段の生活の中では、自分の食事を邪魔する人を邪険にするようなことが起こりうるということです。ましては、凡人の私たちではどうでしょうか?

 今月は職業奉仕月間です。私たちは経営者であり、ロータリーの職業奉仕の理念に基づいて、より良い商品やサービスを提供することができるように、また良い会社になれるように努力しています。それでも普段の生活のなかで、仕事がうまくいかないことがあると不機嫌な顔をしたり、感情的になったりすることもあるでしょう。問題の原因を人のせいにし、自分に関係や責任はないと考えることもあるかもしれません。そのときに必要なのは、この伝説の聖人のようによく人の話を聞くことであり、心を開くことであり、困ったことにたいして率先して対応することではないでしょうか。

 またラビンドラン会長は、私たちのロータリーでの経験は地域社会に根づいたものであり、毎週、同じ場所で、同じ仲間と会うことを基本としているため日々目にし、共有しているロータリーは地元色が濃く、そのような中でより広い視野や奉仕の真の意味を見失うのはたやすいことと指摘しています。では、どうしたら良いのでしょうか。

 まず、ロータリーの友を読みましょう。ガバナー月信を読みましょう。地区大会に行きましょう。地区研修協議会にも参加しましょう。国際大会にも参加してみましょう。マイロータリーに登録しましょう。マンネリになりがちな日常を意義あるものにしていくために、多くの会員の皆様と知恵を出し合い、例会を楽しいものにし、良い一年にしていきましょう。宜しくお願いいたします。

例会の様子

今年初めてのクラブ卓話はクラブ会員によるリレートーク、仕事の事や家族孝行、健康の話など「新年の抱負」を麻生会員をかわきりに他10名の発表が行われました。

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