今週の例会

第4回 8月2日(月)

会長の時間

 先月10日、2720地区の管理運営セミナーが、ZOOM開催されました。
クラブからは、地区のクラブ管理運営委員会に出向されている長縄会員と南副会長と私が参加しました。
先月の会長の時間で、女性メンバーの獲得について話をさせていただきましたが、1000文字で伝えることが難しかったので、セミナーで学んだことと関連付けてお話したいと思います。
永田地区研修リーダーから~これからのロータリーの考え方~DEI(diversity equity inculusion)についてのお話がありました。DEIは2019年にロータリーが採択した声明で「私たちは、持続可能な良い変化を生むために人々が手を取り合って行動する世界」というビジョンの実現には、多様性があり、公平で、包摂的な文化をつちかうことが不可欠である。というものです。
研修資料の中でdiversity多様性(組織の中で、多様性を高めるだけでなく、そこに属する人が個人として尊重されながら、構成員の一人としてその違いを活かし、力が発揮できるように積極的に働きかけを行う)inculusion包摂(そうした多様な人たちがそれぞれの持ち味を生かして働き、意思決定に関わることで組織に新たな価値をもたらすこと)と解説されています。
DEIの中でカギとなるのが、equity公平さであると理解した訳ですが、似た言葉としてequality平等があります。
公平と平等、似て非なる言葉です。
高い木になった果実を身長差がある2人が取ろうとするとき、同じ高さの台を与え背の高い人は収穫でき、背の低い人は収穫できない、これが平等です。
高さに違いのある台を与え、2人の手が届く高さを同じにすることが公平です。
私なりにDEIを説明するなら、「これからのロータリークラブの在り方として、ロータリーへの入会・参加の機会という面で公平さを促進し多くの人材を集めることで、組織に高い多様性を持たせ、より大きな社会性を持つ組織にしていきましょう」という感じでしょうか?
前回お話ししたように、女性メンバーや創業したての若い経営者獲得するためには、決して安くない会費を含めた諸々の経費負担を軽減する必要があると思います。
例えば、会の運営に最低限必要なものを基礎年会費とし、寄付金などを選択制にしても良いかもしれません。
金銭的な負担というロータリー入会への高い敷居に対して、公平という名の踏み台を探してみてはいかがでしょうか?
福本委員長を中心に会員増強委員会で検討いただきますようお願いします。
ロータリーの品格を守り、高い志を持った多様な人材を迎え入れ、さらなるクラブの活性化を図っていきましょう。

例会の様子

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