今週の例会

第37回5月23日(月)

会長の時間

 先週の5月15日を持って、大分臨海ロータリークラブは設立44年を迎えました。改めておめでとうございます。計算すると毎年平均45,6回の例会が開催されたことになります。(来年は、45周年です。)

 さて、昨日のホルトホールで開催された次年度の地区会員増強部門・管理運営部門の合同セミナーにクラブより10名の会員の皆様に参加いただき、本当にありがとうございました。

 前田ガバナーエレクトより「クラブ管理運営部門と会員増強部門は強いつながり(会員増強はクラブ奉仕部門に属していた)があり、合同セミナーを提案され、今回の開催になった。クラブ会長エレクトには多くのセミナーへの出席義務があるため、効率的で内容のあるセミナーを合同で開催し、その負担を少しでも軽減したい(コストも含めて)。結果として、今回は素晴らしい資料まで準備されている」と挨拶がありました。

 また、熊本のメンバーの挨拶があり、熊本・大分地震について報告がありました。「一番大きな被害を受けた益城町の隣、熊本市東区の自宅・会社を被災し、大きなショックを受けた。20年以上透析を受けているが、今回の被災地熊本では水が確保できず、県外に避難せざるを得なかった。その間約2週間、余震で苦しんでいる社員や親族のことを考えると罪悪感に襲われた。実際ロータリーのことなど全く手がつかず、何もできなかった。しかし、例会が再開され、いざメンバーの顔見ると本当に嬉しくなり、心にピンと芯が通ったように感じた。この合同セミナーの開催に尽力する中で、会員増強どころではないと思っていた気持ちが、しっかり前を向いて行こう、この震災があったからこそ会員の増強ができると強く感じた」と仰っていました。

 上野管理運営部門長は、「震災後にガバナー地区事務所が、一時期立ち入り禁止となり、大分市内7クラブの事務局の皆さんに出席者名簿、資料の作成等の協力していただき、感謝している。このような時期だからこそ、大分が熊本の分まで頑張っていかなければならない。」と訴えていました。

 このような災害時に、自分自身、家族、会社、社員、仲間、ご近所、地域をどうやって守っていけばよいのでしょうか?ロータリー活動を通じて普段から地域のために何ができるかを考え、困っている人の声に耳を傾ける努力を続けていくことが必要だと思います。6月には被災されたクラブの会長の皆様を集めて、意見を聞く対策会議も予定されています。多額の義援金が集まってきており、どのようにそれを活用していくかも考えなければなりません。皆様からの意見や要望があれば、お聞かせください。私たちも一緒に知恵を出し合い、クラブから地区へと提案していくことも必要だと思います。

 この地区の苦難を一緒に乗り越えていけるよう努力していきましょう。

例会の様子

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