今週の例会

第3回7月25日(月)

会長の時間

 私が建設業に従事してからテレビのドラマを見ていて気づいたことがあります。それは強盗とか殺人とか凶悪犯罪の犯人の職業が、大体土木作業員とか建設作業員とかになっていることが多いということです。それに対して皆様も含めてそんなこと考えたこともないというのが本当の所でしょうが、凶悪犯イコール建設作業員という役割設定にあまり違和感を感じない風潮は変えなければいけないと思います。今は現場に行くと「今日は」と作業員の方々が挨拶をしてくれます。東北の大震災や今回の熊本・大分の震災復興に建設業及びその作業員が危険を冒して頑張っていることをもっと評価して欲しいと思います。

 話は変わりまして、色々な物を1kg当たりの値段で比較してみました。結構感覚的に納得いく順番になります。高いものからいくと、金5百万、豊後牛1万~2万、今週の土曜日の主役うなぎ2万、胡瓜800円、豆腐400円、物価の神様卵は400円といったところです。今申し上げた値段は平均的な品質の値段です。そして建物は一体いくら位でしょうか。なんと驚きの値段です。ビジネスホテルの場合で1kg当たり150円位です。総額が大きいので建物のコストは高いというイメージがありますが、野菜よりも安い。建物の値段はあまりにも安すぎると思いませんか。そして建物は、他のモノのように消費して消え去るモノと違って、新たな収入を生み出すモノです。もう少し高くても良いのではないかと思います。もちろん建設コストを高くすると一般の方にもしわ寄せが来ます。ホテルの例でいうと、建設コストが高くなると、部屋数が決まっていますので、収入を増やすためには、料金を上げるしかないとなって、利用者にしわ寄せが来ます。実際の建設コストの決め方はその逆で、料金を先に決めて、稼働率を想定すると総収入額が分かります。そして借入資金の返済費用、人件費、維持費、公租公課等を差し引くと建設にかけられる費用がわかります。それで上限が決まり、安くなってしまいます。結果として建設業に携わる人達の賃金が低く、従業員が集まりにくくなり、集まった従業員の質が悪いとイメージされてしまい、ドラマの職業設定にも影響してしまうということになります。建設業に身を置いた者としては、建設業のイメージアップのためには、建設費用の適正化が必要と思っております。

例会の様子

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