今週の例会

第20回12月12日(月)

会長の時間

 ロータリーの友12月号に「バギオ基金」というのが載っていまして、日本に関係する内容だったので興味をそそられました。ということで今日はロータリーに関連する基金や財団についてご紹介をしたいと思います。

 まず「バギオ基金」は、フィリピン・バギオの日系および一般青少年を支援する奨学金制度です。最近になって日本への留学生も援助し、日比両国の親善に努めています。

 1941年~1945年の米軍と日本軍の戦いで、フィリピン人の死者は110万にも達する悲劇になりました。日系人はバギオなどの山中に身分を隠して悲惨な生活をし、日系の子供たちは学校へも通えず、成長しても仕事に就けない状態でした。1972年にシスター・テレジア海野がバギオ市の修道院に赴任し援助の手を差し伸べました。シスター海野の呼び掛けで日系2世8人が初めて集まり、翌年に「北ルソン比日友好協会」を設立、第1回の奨学生として日系大学生4人を選んでいます。

 1980年には東京の第2750地区と第2580地区のロータリーアンの有志がバギオを訪れ、1981年にフィリピンの子供たちの勉学を支援する「バギオ基金」を日本で設立しました。当初は敗戦で残された日系の子供達の奨学金制度でしたが、今では日本への留学生も援助しています。大分城西の木下PGも支援を続けています。

 また同じ12月号には私は初めて知りましたが、「シェルターボックス」という組織も紹介されています。「シェルターボックス」は災害に見舞われた地域への援助を目的にしており、2000年にイギリスのヘルストンリザードRCが非営利団体として設立しました。昨年のネパール地震にも救援活動をしています。ロータリーアン、ローターアクト、インターアクトは設立から2015年まで、約49億円の寄付をしています。ロータリーアンは寄付だけでなく、ボランティアとしても参加し、また現地のロータリーアンは災害現場での協力、復興に協力しています。

 日本での「ロータリー希望の奨学金」も忘れてはならないと思います。震災当時0歳であった子供たちが大学あるいは専門学校を卒業するまでの22年間にわたって、奨学金を支給する奉仕活動です。今年で5年なので終了まであと17年あります。その他、臨海ロータリーが毎年寄付をしているロータリー財団及び米山奨学金もあります。

 内外で活躍しているロータリーアンと同じロータリーアンであることは誇りに思いますが、活動は息の長い支援となっています。長期に渡る社会奉仕の方が本当に地域のニーズに合った社会奉仕が出来ると思います。臨海も長期に渡る社会奉仕を考えたらどうかと思っています。

例会の様子

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