今週の例会

第31回3月13日(月)

会長の時間

 昨年の女子高生流行語大賞の5位は「はげる」で、使い方は「かっこよすぎてはげる」等。4位は「アモーレ」ですが、女子高生が使う場合は、「大親友」の意味になるそうです。3位は「○○まる」です。使い方は、「おけまる」「あざまる」「LOVEまる」等で、例えば「おけまる」は、OKの意味で、単なるOKよりも「おけまる」とした方が柔らかい印象をつけ、優しくかわいさを増すからとのこと。2位は「よき」です。使い方は、「あの人かっこよき」「よきよき、マジよき」で、「良いね」という意味で使う言葉で、一見古めかしい言葉に思えるのですが、古典の「よきかな」などの言葉遣いを女子高生風にアレンジしたそうです。この辺りまではなんとなく分かりますが、第1位は「卍まんじ」です。使い方は「まじやばいまんじ」「のりで桜木町卍卍卍」などなど。卍は主に3つの意味で使われており、1.写真を撮る時のポーズと掛け声、2.ヤンチャな人に対して、「あの人卍だよね」と使う、3.テンション上がった時に叫んで使う との事です。使い方の意味を聞いても何がなんだか分かりません。このような言葉は仲間うちだけで使われかつ一過性で歴史的に残るとは考えられません。

 話は変わりますが、私の時代の教科書では、「ペリー来航事件」について「幕府は、鎖国を理由にこれを断り、沿岸の警備を厳しくした」とされていました。現在の教科書では「通信関係を持つ朝鮮・琉球、通商関係を持つオランダ・中国以外の国とは交渉をしないのが祖法(先祖以来の法)であるとして通商の要請を断った」と書かれており、鎖国という言葉は使われなくなった。また鎌倉時代の「元寇」も幕末の造語であるらしい。そのため、今の教科書では「モンゴルの襲来」と書かれるようになってきているそうです。その他「聖徳太子」も本名ではないので「厩戸皇子」だそうです。こんなことを知ると子どもにうかつに歴史を教えられなくなります。ここで取り上げた3つの表現は、歴史上の出来事があり、それをその時の言葉で表現するのか、あとの造語で表現するのかという違いです(聖徳太子は造語ではなく諱のようです)。歴史の出来事を創作しているわけではありません。現在の歴史学の用語は当時の人の実態になるべく沿って使用するようになっているからだそうです。

 歴史の出来事を創作し、なおかつそれに大仰な表現を付け加えて、自国の利益を認めさせようとしているように見える国もありますが、日本は自ら歴史を見直そうとしていて良いと思いました。最近、中国の王毅外相が日本人は「心の病」と発言しましたが、こういう時に「卍」という言葉を使うのだと思います。個人だけでなく国レベルでも、「真実か どうか」あるいは「高潔性」は重要です。

例会の様子

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