今週の例会

第35回4月17日(月)

会長の時間

 昨年の4月14日と16日は、11階に住んでいることもあり、熊本・大分地震により建物が激しく揺れ、滅茶苦茶恐ろしかったのを思い出します。名古屋時代は壁式コンクリートの建物に住んでいて、この構法は今まで地震の被害を受けたことが無いので安心だったのですが、今住んでいるマンションはラーメン構造と呼ぶ構法なので揺れている間大丈夫かな、とか考え一層恐ろしさが増しました。まだ熊本では避難生活を送る人が約4万7千人に上るそうで、早い復興が望まれます。

 今日は地震のメカニズムの話をしたいと思います。地球の表面には約100kmの厚さのプレートが10数枚あり対流しています。そのうちの4枚(ユーラシアプレート、太平洋プレート、北米プレート、フィリピン海プレート)が日本列島でひしめきあっています。九州の南方ではフィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込んでいます。その沈み込んでいる場所が南海トラフといわれ、東海、東南海、南海地震の震源となっています。

 地震が起きる要因は大きく二つあります。一つはプレートが沈み込むときに相手側のプレートを巻き込んでいき、相手側のプレートが巻き込まれないとして突然跳ね上がります。これが生じたのが東北地震で海溝型地震と呼んでいます。もう一つは、プレートは沈み込んで行きながら、相手側のプレートを押したり引いたりしています。相手側のプレートも同じです。その状態の時プレート内の弱い場所が耐え切れなくて突然上下なり横にずれます。この時地震が生じます。これを内陸型地震と呼び、去年の熊本・大分地震がそうです。

 両方とも地盤の弱い箇所が圧力に耐えきれなくなった時に突然断層が動き地震が生じるのですが、突然というのがポイントです。いつ地盤が耐え切れなくなるかなんて予測不可能と思います。地震がどこに生じるかは断層の調査でかなり分かってきていますが、いつ生じるかは何百年単位でしか分かりません。それも確率です。南海地震は政府が30年以内に70%の確率で起きると発表しています。

 いつ地震が起きるか分からないので、予め対策をしておくことが重要です。会社ではBCPの策定ということになります。家庭では家屋の耐震化と家具の固定です。神戸・淡路大震災において直接死の8割が家屋の倒壊や家具の下敷きによる圧死ということです。家具の固定はすぐに出来るので是非行って下さい。また家族とはどこに逃げるか、あるいは落ち合い場所を決めておくのが良いと思います。これは家族とのコミュニケーションにもなります。

例会の様子

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