今週の例会

第16回 12月11日(月)

会長の時間

ゴルフは、さまざまな国や地域で似たような遊びが行われていたことから、その起源には諸説があります。しかし、現在のゴルフというスポーツが発展し完成して近代スポーツとなったのはスコットランドであることは間違いありません。スコットランドでは、15世紀頃からゴルフに似た競技が行われており、1457年にはゴルフ禁止令が出されたことが最古の記録とされています。その理由は、ゴルフがあまりにも人気があり、国防のための弓矢の練習を怠る者が多かったからだと言われています。

ゴルフはイギリス帝国の拡大に伴って世界各地に広まったそうです。1860年には世界初の選手権大会である全英オープンが開催されました。この大会は現在でもメジャー大会のひとつとして続いています。日本には1901年にイギリス人が神戸市に神戸ゴルフ倶楽部を作ったことで伝わりました。日本初のプロゴルファーは1926年に誕生した中村寅吉で、彼は1936年に全英オープンで2位になるなど世界的な活躍をしました。

オリンピックでは1900年と1904年に正式種目として実施されましたが、その後は中断され、2016年に再び復活しました。2021年の東京オリンピックでは日本からは松山英樹が男子で3位タイでしたが惜しくもプレで負けてしまいメダルを逃しましたが女子では稲見萌音ちゃんが銀メダルを獲得しました、今後も若い世代が頑張っているので世界中で活躍するのが楽しみです。ちなみに私は勉強不足で3位タイのタイの漢字が分からず調べたんですが漢字ではなくカタカナで書きその意味は英語で同点や引き分けになるという意味でした。

ゴルフの用具も歴史とともに変化してきました。最初は木製のボールや棒で石ころを打っていましたが、1600年代から羽毛を皮で包んだボールや樹脂製のボールが使われるようになりました。1980年代からは高性能なソリッドボールが主流になりました。クラブも木製から鉄製やカーボン製など素材や形状が多様化しました。現在ではゴルフボールの規格は重さ45.94グラム、直径42.67ミリと決められています。

以上今週の会長の時間でした。

例会の様子

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