今週の例会

第19回12月14日(月)

会長の時間

 今日の会長の時間は、ガバナー月信の紹介をプロジェクターで行いたいと思います。スクリーンをご覧ください。またガバナーメッセージの本文は、週報の最後のページに掲載もさせていただいています。

 12月はロータリーの6つの重点項目の一つである「疾病予防と治療月間」であり、高額な医療費のために毎年1億人以上が貧困に陥っている中、国際ロータリーは発展途上国の人々が質の高い医療を低コストまたは無料で受けられるよう支援活動を行っています。主な感染症(ポリオ、エイズ、マラリアなど)についての正しい知識を広め、予防と治療を行い、そういった地域の医療関係者の教育、育成もその一環です。前回の会長の時間で紹介したグローバル補助金を利用したカンボジアの乳がん検診の活動などもこれに含まれます。

 また、野田ガバナーは「会社とは」というテーマで、会社経営については会社を永く存続させていくことが重要であると語っています。その時代の社会のニーズに合わせた新たな事業展開にチャレンジしていくこと、その経営努力の中で企業の経営体質や企業文化が育まれ、社会の変化に対応できる会社の経営革新につながります。ここで最も重要なのが会社内での新たな事業に挑戦していく「人材」であり、世代間の繋がりをより密にしてその「人材育成」を行うことです。「企業は人なり」と言われる所以でもあります。

 これをロータリーに当てはめると、職業奉仕、社会奉仕、青少年奉仕などの活動を通じて、現役世代である私たちが先輩会員の皆様の奉仕事業に対する想いを理解し、その想いを引き継ぎながら、今の社会にとってより良い事業につなげていくことです。今日ご出席の橋本一郎会員や淵野耕三会員の40数年に及ぶロータリー活動への想いを引き継ぐこと、その後の先輩会員のその時代ごとに行われた事業を学ぶことが大切です。先月の11月2日には橋本会員に大分臨海ロータリークラブの創設時の卓話をしていただきました。とても皆様から好評をいただき、ご無理のない範囲でまたその続きをお聞かせいただければと思います。淵野会員はロータリー活動だけでなく「大分いのちの電話」の社会福祉法人を運営され、ぜひその活動についてもお聞かせいただけるようお願いいたします。私たち世代がロータリーから学びながら、その「人材」となるべく努力し、若い世代と一緒に活動していく中で次の「人材育成」へとつなげていけるよう皆様のこれかも変わらぬご協力をお願いいたします。私たちが経営者として、野田ガバナーがいう社会のニーズ(需要)に合わせた新たな事業展開にチャレンジできる永続する会社作りにも努力していきましょう。

例会の様子

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