今週の例会

第25回 4月1日(月)

会長の時間

今週の会長の時間は能登半島地震の復旧状況についてです。

能登半島地震の発生から約3か月がたちました。石川県内ではライフラインの復旧は進んでいるのか被災地の現状調べてみました。
【道路の復旧】 国土交通省によりますと、道路の緊急復旧は能登半島の主要な幹線道路のうち、およそ9割が1月中旬までに終了したほか、浄水場につながる道路などインフラの復旧に必要な道路についても、2月28日の時点で、全体のおよそ8割にあたる35か所で完了したということです。
【死者】 241人の死亡が確認されています。死亡が確認された人のうち、災害関連死の疑いはあわせて15人となっています。内閣府によりますと、災害関連死は地震の揺れや津波などによる直接的な被害で亡くなるのではなく、その後の避難生活などで病気が悪化したり、体調を崩したりして命が失われるケースをいいます。
【重軽傷者】 重軽傷者はあわせて1188人が確認されています。
【住宅被害】 全壊、半壊、一部損壊の被害を受けた住宅の数です。県内では7万6824棟が確認されています。
【避難】 石川県内の市や町が設ける避難所では、あわせて1万1048人が避難生活を余儀なくされています。別の市や町から避難して来る人を受け入れる広域避難所などに避難している人は、合わせて825人です。被災者を一時的に受け入れる1.5次避難所に避難している人は129人です。2次避難 災害関連死を防ぐとともに、当面の落ち着いた生活環境を確保するため、ホテルや旅館などに移ってもらう2次避難。2次避難所に避難している人は合わせて4642人となっています、4月1日現在は8109人で最も多かった1月4日も 34,173人の24%がいまだ避難中です。
【電力】北陸電力送配電によりますと、石川県の能登地方では1日午前11時時点で、約570戸が停電しています。北陸電力送配電は、停電しているのは土砂崩れなどで立ち入りが困難な場所や、建物が甚大な被害を受けるなど早期の復旧が見通せない地域が多く、交通手段の改善に応じて復旧を進めそうです。
【断水】 能登半島地震の発生直後、県内で約11万戸で断水が確認され、徐々に復旧作業が進んでいますが、依然として能登地方を中心に約1万8380戸で断水が続いています。珠洲市ではほぼ全域で断水がしています。4月1日現在は7860戸で断水が続いています。ちなみに大分県では水道管の耐震化はわずか37%しか進んでいない様です。

以上今週の会長の時間でした。

例会の様子

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