今週の例会

第32回3月14日(火)

会長の時間

 前川さん、岡田さん、北島さん、臨海ロータリークラブを盛り上げて下さいまして有難うございました。特にゴルフ部で下級クラスをリードし、親睦を図っていただきました。感謝いたします。皆様ご家族のもとに帰られるようでおめでとうございます。

 今日は、転勤をキーワードとして日本のロータリーの曙の話をしたいと思います。

 日本人最初のロータリアンは佐賀県出身の福島喜三次さんという方です。その方は明治14年生まれで、明治45年(1912年)に米国テキサス州ダラスの三井物産出張所長として赴任されました。福島氏がダラスRCの会員になったのは、34歳の大正4年頃(1915年)と言われています。日本人最初のロータリアンということになります。福島氏と米山梅吉氏との出会いは、1917年米山氏が日本政府の経済特別使節団の一員として、渡米された時、大正7年(1918年)の元旦を、ダラスの福島氏宅で過ごしたことに始まります。その時、米山氏は福島氏からロータリーの話を聞き、ダラスRCの例会に招待されたりして、以来ロータリーに強い関心を持つようになったと言われています。大正9年(1920年)福島氏はダラスから東京支店に転勤になり、ロータリクラブの創立に動きましたが思うようにいかず、米山氏に斡旋役を依頼し、遂に大正9年(1920年)10月20日、東京RCが日本で初めて創立総会を開きました。会長は米山氏、幹事福島氏でありました。

 福島氏は翌年大阪に転勤になり、大阪でもRCの創立に協力し、大正10年(1921年)11月1日に大阪RCの創立総会が開かれ、日本で2番目のロータリークラブが誕生しました。初代会長は、星野行則氏で福島氏は幹事に就任しております。ちなみに星野氏は連続ドラマ「あさが来た」で取り上げられた広岡浅子さんを、加島屋で支えた人物です。また当時東京RCは「エリート型、奉仕の実践派」、大阪RCは「庶民型、奉仕の理論派」と言われたそうです。こうして調べてみると日本のロータリーの歴史も面白いと思います。

 さて今週3月18日に、大分中央ローターアクトクラブ加盟認定式・結成祝賀会があります。ローターアクトクラブは目標の一つに「個々の能力の開発に当って専門技術および指導能力を高めること」を掲げています。私も出席してきます。

 また前田年度中にEクラブを創立するために片山会員が頑張っています。Eクラブの特長は例会をネットで実施することかと思います。私たちもメーキャップに利用できます。

 徐々にかも知れませんが確実にロータリーは変わっています。

例会の様子

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